モヘアの手間のかかる加工工程

モヘアの手間のかかる加工工程

モヘアの優れた外観と機能

アンゴラヤギの毛であるモヘアは、純白の繊維です。
動物繊維の中で最も光沢があり、羊毛に比べなめらかな外観を持っています。
このように、純白で光沢に優れ、外観がなめらかなため、すぐれたデザインやカラーを表現できる優れた天然素材です。

優れた外観を備えていますが、機能も優れています。弾力に富み、繊維の強度も高く、耐久性もあります。
繊維の性質から保湿性は少ないので、匂いや湿気を繊維に溜め込みません。

このように優れた外観や機能があるモヘアですが、その加工工程は工程数が多く、手間がかかります。

グラマラスゴートのモヘア

グラマラスゴートのモヘアは、ブランドのファミリーの牧場で育て、ファミリーの工場で加工しており、手間のかかる加工工程を丁寧に、一貫して行っています。

モヘアの加工工程

モヘアの加工工程は、次のように数多くの加工工程が必要です。

 開俵してフリースウールを選別する
 付着する汚れや脂を洗浄して精錬する
 残った細かい雑物を除いて毛を解きほぐす
 方向を揃える
 櫛でとく
 束ねて(トップと呼びます)倉庫に保管
 トップの繊維を平行にそろえる
 梳毛機にかける
 できた糸を染色する
 染色糸を織る

このように、モヘアの加工工程には数多くの手間がかかります。グラマラスゴートのモヘアはこれらの加工工程を、ブランドのファミリーの工場で一貫して行っています。

 

参考文献 中西良孝編「ヤギの科学」朝倉書店 2014年

ブログに戻る

この記事の執筆者

SNAPPY(スナッピー)ライターチーム

フタミ・トレーディング合同会社のSNAPPYライターチームです。
当サイトで取り扱っているサステナブル商品は、海外発の日本初上陸のものですので、その商品の魅力を日本の皆様に心からわかっていただけるように記事を作成しています。